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優しい物語どん底に突き落として哀しくする事は、案外簡単に出来ると私は思います。問題は、そこにどう「救い」を作るか……この作品は、哀しい後に必ず(わざとらしくない自然さで)すっと手を差し延べられるような優しさがあって……とても温かい作品です。前作の“妖幻花語-ヨウゲンハナガタリ-【完】”と合わせてお楽しみ頂ければ、きっとこの世界が貴方も大好きになる筈です!