春先の風にのり
ひらり ひらりと
舞い落ちるは桃の花弁
桃の花弁が舞うころ
レビュー、イイね!
ありがとうございます
- 最終更新日
- 2010/12/07
- 作品公開日
- 2010/12/06
- ページ数
- 完結 11ページ
- 文字数
- 2,975文字
シェア
作品スタンプ・シーン
まだ作品スタンプ・シーンがありません
作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 刈り取る者
如月の桃がいとうつくしい 今回は如月の3月ということもあり、寒さと桃をテーマに書き綴られている今回の作品は。とても暖かく、花言葉の『あなたにとりこ』などは、心をドキドキとときめかせる魅力がありました。 そんな台詞、言われてみたいものです。 ですが、他の方が言うように主人公達に対しての説明不足が謎を生みますし。 短編の中でも、起承転結は欲しかったですね。ラブラブな話は、見てて和みますが。続きを読みたいとは、思わせられませんし。 どうせなら、イザナギが嫁のイザナミを桃で追い払い。岩戸で封じ込めた話を題材に。 主人公達が言い争いをするみたいな、展開とか欲しかったですね。
- 柚子暇
互いに想い合う2人の微笑ましい日常のひとコマ 落ち着きがあり、懐の深さを感じさせる廉と、花も恥じらう乙女のような美沙。 作品内の空気が始終温かく穏やかで、読んでいて優しい気持ちになれる作品でした。 廉の話に素直に聞き入る美沙が可愛らしい。 それから個人的に、2P目で廉に惚れました。 藍羅さんの他作品を未読なものですから、あとがきに書かれていたように、色々疑問も持ちました。 八咫鴉というから3本足の鴉が人間を嫁にした怪異話かと思ったら、どうやら“廉”は人型らしい…とか。 妖のところに嫁に来るというのは、人間としては抵抗するんじゃないかと思ったら仲良しだ…とか。 人間が人魚の肉を食べるなんて、抵抗があったんじゃないの?…とか。 この作品は他作品の番外編のような位置づけなのかなと思います。 ただ、企画小説ということもあり、企画の扉から訪れる閲覧者もいるでしょうし(私のように)、できれば未読でも読めるように書いておいてほしかった。 もしくは表紙に、この短編の登場人物が他作品に既出である等の断り書きがあれば親切かな、と思います。 ですが、そのために尚更、藍羅さんの他作品も読んでみたくなりました。
- 蓮水詩織
桃の花 綺麗なお話です。 目の前に、桃の花が咲き乱れるような気がしました。 暖かな日差し、語らう二人……。 心がふんわりぽかぽかします。 また、二人には深く考えられた設定があると感じさせます。 読むと幸せな気持ちになれる、素敵な作品です。