血、染まる花-新選組- 弐

作者蒼空

山南の脱走により、新選組の内部は崩れ始めていた。それでも雅と陵の二人は、新選組と共に過ごしていき、確かな絆を作り出していた。



「――刀を握るのに、迷いなんざねえ。」





傷つきながらも





何かが、音を立てて崩れても





彼らの志は




彼らの誠は





――決して、揺らぐことはなかった。




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新選組を題材にした小説です。忠実とはかなり異なる場合がございます。

壱から読むことをおすすめします。



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