山南の脱走により、新選組の内部は崩れ始めていた。それでも雅と陵の二人は、新選組と共に過ごしていき、確かな絆を作り出していた。
「――刀を握るのに、迷いなんざねえ。」
傷つきながらも
何かが、音を立てて崩れても
彼らの志は
彼らの誠は
――決して、揺らぐことはなかった。
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新選組を題材にした小説です。忠実とはかなり異なる場合がございます。
壱から読むことをおすすめします。
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