治安が悪い町、狄羅町。
日が暮れれば血走った目の男達が徘徊し出し
道を踏み外した輩が薬を求めて這いずり回る。
そんな汚れた町には
今
噂されている者達がいる。
魔王の番犬
「……ずっと傍にいるよ。」
白い死神
「怨めしい?だったら私を殺しにおいで。」
龍王
「救う、なんて言わねぇ。お前が俺らと来たいと思うかどうかだろ。」
広い広いこの世界で
1人の少女と出会った沢山の人々は
何を思い、何を感じるのか。
“MY ROAD”
己の道は
己自身で歩み続ける。