直弥
簡単でいて難しいこと
歴史のままに敵対し続ける両国。そんな中、間違っていると声を上げたロイとジェイダ。二人の愛が近づくように国の関係も少しづつ良好になっていく。敵対することが当たり前という歴史の刷り込みは人々に根深く息づいて分からぬまま憎しみ合っている。ぶつかり傷つきながらも、お互いのことを知っていく歩みは国の情勢含め二人の恋愛面も心が熱くなります。人と人の絆や大きく見守ってくれている存在を改めて思い出させてくれる素敵な作品です。
若い二人が奮闘し、世界をより良いものに変えてゆく新しい歴史の一歩をぜひ読んでいただきたいです!