その昔 ある国に一人の青年がいた。
青年は人ならぬ力を持っており
この世で最も深く愛した女がいた。
ただ一人を深く愛したがため
青年は禁忌を犯した。
彼はその罰として
永遠の孤独を課せられた。
暗い 暗い 無の世界に放り込まれた。