まさーき

初恋の終わるとき
田舎町の駅で、クラスメートの女子に別れを告げる不器用な男子生徒の姿。

そんなワンシーンだけの短い話ですが。

これがなかなかどうして、ショートムービーのように奥行きのある良作になっています。

というのも、思春期の男子の気持ちがとても丁寧に描かれていて。

まるで昔の自分を見ているようで、懐かしいような、切ないような、甘いんだか酸っぱいんだかわからないけど夢中で人を好きになった初恋のときの気持ちを思い出すのです。

とても素敵な短編です。
自信をもってオススメします。