名家、月代家の跡継ぎとなるべく京都に引っ越してきた雫。彼女は、やってきたその日に、幕末にタイムスリップしてしまった。
千年の歴史を誇る名家
―月代家―
跡取りである月代雫は、真夜中に神社へ散歩に出かけた
そこで急に意識を失った雫
目が覚めたらそこは
―百六十年前の世界―
至福と絶望を味わいながら、雫は愛と憎悪に塗れ、幕末の動乱に巻き込まれてゆく―――――
※いわゆる剣客ものです。出血や暴力的な表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください。