短いのに本格派
作者様が『安楽椅子探偵』と紹介している通り、二作目は、話を聞いただけで事件を解決してしまう、聖探偵。

利奈にはその思考回路は理解出来ないものの、聖の推理に隙が無く、論理的なことは感じられているようなのが興味深い。


短い中に、本格的な推理と、前作と次作を繋ぐであろう利奈の過去の話も織り込まれ、読み応えがある作品だ。

読み進める度に次回作への期待が高まるシリーズである。