作品コメント
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- 小鳥遊 灯彩
分かり易いミステリー小説
短編というところで言えば、とてもよくできた物語だと思います。
物語を短くまとめようとすると、色々とごちゃごちゃになりがちなジャンルにもかかわらず、筋道がきちんとしていてとても読みやすかったです。
ミステリー小説は読むのが疲れそうだ…と今まで敬遠してきた方にはオススメの作品です( ^ω^ )
シリーズものですが、これだけ読んでも十分楽しめるところは魅力的です。
ただ、読むならシリーズ初めから読んでいくのがいいと思いました。
最後のリナちゃんがらみのところは特に(笑)
警部さん、事件が解決してよかったですね!
楽しく読ませて頂きました。
これからも頑張って下さい。 - みか
途中まではとても面白かった
とても面白くて凄い作家さんだと思いました。
しかし探偵の推理に関しては、
少し物足りなかったです。
証拠がない上に、
ああすれば弟なら犯行が可能だろうが
他の容疑者が絶対に
犯人ではないと言い切れるかどうか…。
そもそも容疑者があの4人だけとは
言い切れないのだから
これだけの作品なのだから、欲を言えば
ここはやはり絶対的証拠が欲しかったです。
弟以外に犯行は不可能なのだと。
探偵が凄いと言うよりも犯人の間抜けさに
助けられたというのが印象。
犯人にグゥの音も出ない証拠を突き付けて
こ名探偵だと思います、自分は。
もしこの犯人が綺麗に車を掃除していたら?
探偵はなんと反撃したのでしょう?
生意気ですみません。 - mimiko
推理小説入門編
普段、推理小説やサスペンスに馴染みのない方にも、
指南書としても使える本書。
素直にお薦めです。
さて、何故私が、探偵聖飛鳥シリーズ第二弾から読みだしたかというと、
それは読者からの挑戦状。
本書は、本当に探偵小説なのか。
また表紙で、前作を読まなくても大丈夫とうたってあるが、それは本当なのか。
そして、惹かれた『短編』の表示。
ひねくれている読者なんて、こんなものです。
結果、ええ、満足でした。完敗です。
トリックについては、遺体に糸の痕が残らなかったのかが疑問です。
洋服ごしなら、平気なのかな?
死後硬直や死斑があれだけわかりやすい解説だったので、メインは密室ではなく、Who、Howダニットだからなのかな。
でも短編の中に、醍醐味がたっぷり。
素直に楽しめました。
本作が、シリーズだったことを喜びました。 - 旬嘉
細かい知識
こういった推理ものを書く際に必要なのは、何といっても豊かで細かい知
識。
作者様には十分にそれがあり、この作品は本格的なミステリーとして楽しめ
ます。
短い話の中に散りばめられた知識とヒント。
推理小説が好きな方は是非とも、読んでみてください。 - 昂
短いのに本格派
作者様が『安楽椅子探偵』と紹介している通り、二作目は、話を聞いただけで事件を解決してしまう、聖探偵。
利奈にはその思考回路は理解出来ないものの、聖の推理に隙が無く、論理的なことは感じられているようなのが興味深い。
短い中に、本格的な推理と、前作と次作を繋ぐであろう利奈の過去の話も織り込まれ、読み応えがある作品だ。
読み進める度に次回作への期待が高まるシリーズである。 - 黒崎肆祐
読みやすさと、完璧な話の流れ
聖の推理力も凄いが、もっと凄いのは作者様の文章力と話の進め方。
このストーリーを会話だけで書き切るのはかなりの力がいるはず。尊敬です。
助手を読者の立場に立たせて、疑問を一つ一つ無理なく解決していく手際も素晴らしいです。
おかげで推理に集中できました。
聖カッコイイですね。大人の魅力全開です。
作者様も聖のような方だと勝手に想像してしまいました。
他の作品も読ませていただきます。 - 芙佳
読みやすいのに本格的な、ミステリー。
シリーズの初作にも同じようなタイトルでレビューを付けたような気がしますが、『読みやすいのに本格的』なミステリーです。
本格的すぎると敷居が高くて取っつきにくいし、「んな訳あるかい」な謎解きだと読む気も失せますが、
ミステリー初心者にも理解しやすく、それでいて本格的です。
今回は、主役の探偵とその助手、相談を持ちかけてきた警部の三人の会話で物語が成り立っています。
事件が語られながら、解決までしてしまうのですが、臨場感がありドキドキして引き込まれました。
『密室のドアのぶで首吊り自殺』という謎。←そんな低い位置で、首吊り自殺なんて出来んの?と疑問に思った方は、覗いてみて下さい。短編なので、さらりと読めます。 - オギクボ
天才、聖飛鳥
物語りの入り方が上手くてぐいぐい引き込まれていきました。
一見、自殺に思われる今回の犯罪。完全犯罪を狙うが、聖には通用しない。
話しを聞いただけで犯人を特定できる聖は、まるでデスノートに登場するLみたいでした。彼のことを人は天才と呼ぶのでしょうね。
しかし、短編ながら、奥の深いサスペンスを書ける作者様は正直凄いと思います。
携帯小説の領域を超えているというか。
ラストの聖の言葉で利奈が聖の胸に飛び込むかと思いましたが、さすが利奈。
男っぽいところも結構好きです。
本格派サスペンスが好きな読者様。
このシリーズはお勧めですよ!! - めぐり飛空
凄腕の探偵
探偵 聖飛鳥 1に続き、拝読させていただきました。
事件のあらましを聞いただけで、あっさり解決してしまう、凄腕探偵の聖飛鳥。
謎多きこの天才探偵の素顔が気になります。
警部もいい味出していますね。
探偵物として、押さえるところをしっかり抑え、王道になる事件の部分もオリジナリティにあふれており、期待を裏切りません。
個人的には助手の利奈がお気に入り。
事件とは別の彼女の話も今後、もっと明かされていくのでしょうか?
次々と起こる、新しい事件とシリーズを最初から読まなければ分からない人物の細やかな話。
この2本仕立てが、早く次のシリーズも読みたいと思わせます。
まだ、この探偵の世界に足を踏み入れていない方!!
まず聖飛鳥 1を読んで、是非この聖飛鳥 2も読んでみてください! - ひより
天才!
凄い面白かったです!
事件の真相っていうんですかね?
あれ考えられるって天才!
どんどん引き込まれるお話でした!
3もあるんでしょうか?
期待しています!