オギクボ
そう、きたかw
ランフランクと言うウイルスに感染している主人公達。隔離病棟で生活していたが、ある日、地震に襲われて外へ出る事になる。
しかし、そこで待っていたのは病気に対する世間の悲しい偏見だった。
感染率も発症率も極めて低い病気なのになぜ邪魔者扱いされて襲われるのか? 主人公達の悲しみや怒りの心情描画が拝読していて痛々しく感じました。
ある意味、人間の怖さも描かれた作品だと思います。
そして、そして、ラストのどんでん返しにやられました(笑)いろんなパターンを予想してたのですけど見事に外されました。
後日談で語られる事実は本来、人間同士あるべき形である助け合う優しさを忘れてしまった人達への天罰のような気もします。
あの時、ウイルスとか関係なく優しい手を差し伸べてあげれば……
内容はホラーですが、考えさせられる内容でした。