作品コメント
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- 芙佳
勢いで書き上げたとはとても思えない
レビュー経由にて拝読。シリアスな内容で読みにくいかと思いきや、
手紙のやり取りの臨場感が楽しくて、どんどん読み進めました。
何せリアルで生々しくて。実在する手紙を盗み読みしているような気持ちになれます。
堅苦しく大人びていた文章がくだけていったり、
照れくさそうに素敵な言葉が散りばめられていたり。
ラストは最初から暗示されているため、「どうなるか」ではなく「どう受け止めるか」が気になりました。
重いテーマながら、読後に清々しさが残る秀作です。 - 理輝
サクッと読んでめちゃめちゃ感動
『手紙』だけでストーリーが進行していく、一風変わった物語り。
なんとも無駄がなく、重いテーマであるはずなのに、サクサク読めてしまう。
それでいて、考えさせられるところや感動は充分過ぎるほどあり、これはもう素晴らしいとしか言いようがありません。
始めは返事を書く必要さを感じない、どこかよそよそしい手紙が、互いに自分の近況や相手ことへの質問へと、心が少しずつ惹かれ合っていく様がなんとも上手く、この物語りのレベルの高さを感じました。 - みち
導かれた何か
何から書けばいいのでしょうか。
今、私は涙が流れそうなところを必死に堪えています。
正直、レビューではなく感想になってしまうかと思いますが
お許しください。
誰にも、必ず明日が来るとは言えません。
健康であれど、明日を無事に迎える保証はありません。
死を宣告された人にも、けんこうなひとにも。
明日を夢見る権利はあります。
希望の灯火はか細いかもしれません。
けれど、それをともし続けることを諦めてはいけません。
美味しくご飯が食べられることの奇跡を。
一ヶ月先寝予定がたてられることの奇跡を。
明日が訪れることの奇跡を。
夢見ることが、希望が。
生きる力を、今を大切に生きる力を。
与えてくれているのだと、どうか、知ってください。
今という時間の、かけがえのない尊さを、知ってください。
導かれた、何かに。
今、このタイミングでこの作品を読めたことに感謝します。
支離滅裂ですみません。