神の遺伝子 ―Transfer―

作者あゆみん(菱沼あゆ)

「すべての『扉』を開け
 そのとき俺は解放される――」

「すべての『扉』を開け

 そのとき俺は解放される――」




 ゆりかごから墓場までならぬ、宗教団体から諜報組織まで。


 全国に散らばる『扉』を神と崇める一族の跡取り、『少女』には、いつも聞こえてくる声があった。


 一族の長である祖父から、怪しい地図を託され、旅に出た少女。


 連れはまったく護衛する気もない、顔はいいけど使えない『男』ただ一人。


 天保八年と記された使えない地図を頼りに、隠れキリシタンの伝承の残る山村を訪れた少女だったが――。


 (完結)