化け猫の鈴 ~短編~

作者三上 菜々花

化け猫と呼ばれるくのいち、小鈴は新選組土方歳三に仕えていた。新選組に全てを注ぐ土方と、彼が世の中のすべて、と語る一途な小鈴。切ない恋愛模様を第三者の視点で描く。



『たとえこれが、地獄への道でも


あなたが歩くと決めたなら、


かならずお側にいたいのです。』



▼新撰組監察方山崎丞は、実は少女だったとか。

鬼と呼ばれた非道、土方歳三に恋をしていたとか。