「離れても覚えててくれる?」
「うん、もちろんだよ。大きくなったら君を迎えにいくよ」
「…でも私京のどこに行くか知らないから文も出せないし…」
「大丈夫。キミを見つけるよ」
————幼い、幼い日の誓い
「私は…籠の中の鳥だから」
島原の遊女、竹中美鈴
「僕が、ここから出してあげる」
新選組1番組組長、沖田総司
籠を開けてくれたのは、あなたでした———
籠を飛び立つ私が、迷子にならないように道標をくれたのはあなたたちでした———
きっと
運命って自分で切り開くものだと思う
※注意※
史実通りではありません。
作者未熟な上、誤字脱字、認識違いなどあると思いますが、ご了承ください。
この作品は作者の妄想により成り立ってます。