雪のような恋をした

作者きーま

「好き」



そう告げれば消えてしまう気がした。



終わってしまう気がした。



始まりは、雪の舞う日。


終わりだって、


「幸せになってね。」



はらはらと舞う雪が綺麗な日だった。