誤魔化すのは得意だった。
自分より背が低いって事を理由にして。
「付き合って下さい!」
何度も何度も告げる彼に
「ごめんなさい。」
そう言うのは簡単だった。
「自分の好きな人が幸せならそれでいいんだ。」
やっと諦めてくれた彼の背は、
あたしよりも高かった。
「雪のような恋をした」の優子と悠平のお話です!
拙い作品ですが、優子と悠平の恋の行方を見守ってください!!