AnN

哀しみと、これから生きていくための希望。
とても大切だった彼を、永遠に失ってしまった主人公。

彼との光に満ち溢れていた過去を思い出しながら主人公が語る思い出の日々は、タイトルのようにキラキラと輝いていて。
だからこそ、主人公が彼を失った哀しみが切なく胸に響いてきます。

ただ、ずっと哀しみが続くのではなく、最後は彼がこれから主人公が歩む新しい世界へと背中を押して送り出してくれる。
そのシーンに、また感動しました。


哀しみを乗り越えた主人公が、これから進んで行く日々がキラキラしたものであるように。
読んでいる私も、そう祈ってやみませんでした。