『私には秘密がある。』そう語り、他人と距離をとる少女。闇を抱えながらも少女に心を開いてほしいと思う少年。そんな二人の淡く、切ない恋物語――――――

『忘れたくないっ』



泣きながら話すキミの声がいつまでも心に残ってる。



だけど、きっとその願いはかなわないんだ――――










神様




お願い。




僕でよければ、彼女の命を助ける道具に







成り果てても構わない




だから―――――――













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