ゆきぐに/宮澤流星
ないものねだり人生は常にないものねだりのような気がします。人間の持っている「欲」とか「業」とか。安定を求めて手にしてしまえば、不安定を求める。深い大きな愛を求めてそれを手に入れてしまうと、重荷に思えてしまう。ほどほど、と言葉では言えますが、実際にどの程度が「ほどほど」なのかは自分にもわからない。深いテーマにチャレンジしている作品ですね。これからの展開や結末が気になります。