誰がために風は吹く ~起之段~

作者

現代から幕末へと吹き抜けた一陣の風。その風が揺らすのは、海か、空か、はたまた野の草なのか・・・。さあ、貴方もヴァーチャル幕末体験へ。

幕末。

それは、どんな時代だったのか・・・・


目を開ければ、そこは明治維新を数年後に控えた、動乱の幕末京都。

一高校生だった神代貴弥は、現代から突如タイムスリップしてしまう。


めぐり合ったのは、教科書の文字でしか知らない維新志士。新撰組。そして、江戸幕府の人々・・・・。


否応なしに彼らと関わっていくうちに、芽生える想い。

現代に帰れなくともかまわないと思うほどの、恋。


けれど、そんな想いは、激動の時代の波に飲み込まれて・・・。



*なんて、曖昧な解説(笑)。しかも激長くなるんじゃないかという有様。それでも、嫌がられないような話にしたい・・・・できるといいなぁ(弱)。ありきたりな設定ですが、登場人物一人一人、色濃く書いてゆくつもりです。どうか皆様が、貴弥と想いを重ねてくれますように・・・・。