死に花/旬嘉
死に花な、なんとダークなんと救いのない終わり方なのでしょう。読み進めるごとに、少しずつ明かされて行くルカの境遇。明かされるごとに、ずぶずぶと抜け出せない暗闇に堕ちていく感覚。自ら死を選んだものに光は残せない。虚無でしかないのです。はうっ……旦那が怖かった。