朝露―あさつゆの―【完】

作者如月小雪

「僕があなたを幸せにします!だから死のうだなんて思わないでください」私に残された時間はあと2ヶ月だけ。彼との出会いからカウントダウンは始まった。



周りを見渡しても真っ暗で何も見えない。



私はこのまま消えてしまうのだろう。







最後くらいいい夢見させてよ。







ゆっくり目を閉じようとした。





ちょうどそのとき、かすかなが見えた。







それは確かに希望だった。











執筆:2010.02.27~2010.03.31