深夜1時のラブレター【完結】

作者藍乃 咲羅

ある朝、目覚めると知らない男の子が隣で眠っていた―。ラジオパーソナリティーを務める亜依の身に降りかかる様々な出来事と、届けられなかった想いを運ぶ愛に満ちた物語。


今更だよね?


もう覚えてもないかな。


でもね、


せめてこの気持ちだけは、伝えさせて。






今宵、切ない思いは空を舞う。


あなたの想いを伝えたい人は、誰ですか?







もしかしたら、


あれは幻だったんじゃないかって思うの。


ひと時の甘い夢を見ていたのかなって。


だってここには何も残ってないんだもの。


びっくりしちゃうくらい、何も。




\Thank you /


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