東京と相反する都市、西都では、『妖』が蔓延り人々を襲っていた。そこに現れる一人の男。『…腹が減ったな』『妖喰らい』の男のパラレル江戸時代ファンタジー。
東洋に浮かぶ島国・ニホン。
その国の首都、東京に相反する街、西都では、過去の争いの遺物、妖(アヤカシ)が、人々の平和を乱していた。
そこに現れる一人の男――
「俺か?俺は――『妖喰らい』、さ」
妖を喰らう男の、闘いが始まる。
「あぁ…腹が減った」
さぁ、人も犬も猫も鳥も、
妖さえも、
みんなみんな、西都に寄っといで…
作者・唄