小松未来(こまつみく)19歳。

大学一年の冬。

私の誕生日のその日に不思議な事が起こったの。

夢の中の私を呼ぶ声。

起きてみるとそこは時間が止まっていた。

外に光が見えて、私はそれに導かれるようにその場所へ行ったんだ。

そして、その場所に行った瞬間、私は光に包まれて・・・。

次に目を開けた時、そこは荒れ果てた町だった。

【世界の終末に一人の巫女現る。

黄金の龍に選ばれし少女、今次元を越えこの地に降り立つ。】


私はなぜこの地に来たのか。

これからなにが始まるのか。

まだ、わかっていなかったの。