短編すぎる短編です。

照れ屋な男の子と気の強い彼女のほんの1ページです。



「世の中はカップルであふれてますね。見ていてほんわかします。」




「あたし達もちゃんとしたカップルだよ?」




「そ、そそうですよね!!あはは、照れるな」




「ねぇ、あたしの好きな所いっぱい言って」




「えっ!?そんな恥ずかしいですよ!」




「あたしは君の好きな所言えるよ」




「負けました。正直に言います」




「うんっ」




「春の花のように明るく暖かい笑顔、真夏の太陽みたいに裏表がない性格、秋の紅葉のようにコロコロ変わる表情、冬の雪のように強く見えてはかない所、全部が好きです。って僕は何を言ってるんでしょう!!忘れてください!!」




「忘れないっ!ありがとう、照れるね、あたしも君の素直な所が大好きだよ」




「はい、ありがとうございます。コレからも一生大切にします」




「うんっ」