作品コメント

引き込まれる
独特な雰囲気で、いつの間にか作品世界に引き込まれます。

描写が綺麗で、つい一文一文気になって。時間をかけて読んでしまいました。

紫苑が写真立てを見つけたシーンの描写が特に素敵です。

ぜひ作者様の世界に浸ってみて下さい。

圧倒的な世界観
現代とは違う、どこか未知の世界。
舞台はもしかしたら、異次元なのかも
しれない、そんな場所。

その世界の説明らしい説明は無いのに
物語の中に自然に入っていけてしまう
その世界の造り方、文章力、素晴らし
いです。

賞金稼ぎのシオンと、人と見間違う
程の精巧な人形サクラ。
この先の切ない逃避行が見えるようで
胸がキュンとなります。

素晴らしい作品です。

切ない真実・心の揺れ
賞金稼ぎの紫苑は、天敵である中央都公安局の警備部長でる露花から、一体の鉱石人形の回収を依頼される。
鉱石人形とは、外見も内面も人間と同じ精巧な人形でもある。

そのある一体の鉱石人形を巡って始まる物語は、徐々に切なく哀しい真実を明かしていくが……。

淡々としたストーリー展開ながら、真実を知る事により、主人公である紫苑の心の動きが丁寧でよく分かります。

読んでいる最中に何度も、露花の行動と鉱石人形(可愛らしい女の子です)の行く末を気にしていた私です。

SFファンタジーといった風合いの、映像の見えるお話でした。

素敵な作品です☆

亜希

2010年6月23日

圧巻です
35ページ、たった35ページなのに
分厚い小説を１巻読んだような読後感…

とにかく、素晴らしいです。
形容する言葉がないです。

うまく例えられないので漫画でいうと
手塚治虫　とか　萩尾望都　とか
高河ゆん　とか　清水玲子　とか
樹なつみ　とか　垣野内成美　とか

そんな世界観を感じました。

名作です。
ぜひぜひ、ご覧下さい。