キミの全てには、理由があった。
毎週月曜日
夜10時過ぎ
大きな柳の木の下にあるベンチ
そこにいるキミは
白いシンプルなTシャツ
ダークグレーの長袖ロングパーカー
黒一色で染められたスキニーパンツ
年季の入ったハイカットスニーカー
これらをいつも身にまとっていて
こどもにも、おとなにも、思えた。