碧井 雪乃

出会い
この小説は、白血病と闘い、克服するまでの「闘病記録」と言うのは相応しくないと感じる。

作者自身、あとがきで述べている様に、「人との出会い」の素晴らしさを伝える物である。

「出会い」があれば「別れ」もあるが、出会った事により、その人の人生に関わったのは紛れも無い事実。

そして人生の軌跡として一生残る。

それが出会いの奇跡。