突如現れた、狂豹を見せる白髪の造りモノ。
黒々としたその人格に喰われ、呑まれゆく人は見る影も無く。
赤茶色の眼と毛髪が目立つ、小さな身体の少女。
似合わない巨大な凶刃を振るい、漆黒の闇夜で彼女は絶叫ぶ。
そして、夜街を徘徊る監視役の役目、S.D.C.の目的――――。
変化する日常が、当然になるには長くなく。
その当たり前になった風景はとても暖かく、優しい。
だが、変化したモノはまた、変化していく。
時にそれは緩やかで、時にそれは突然でもある。
様々なモノの欲望と意志が巡り交錯する中、今日も無情に雨が降る――――。
現代/学園/ファンタジー/バトル/異能力
※これは『No Title』の続きです。
一度『No Title』を読んでから読む事をお勧めします。
※グロテスクな表現、暴力的な表現が苦手な方は、バックボタンでお戻りください。