流星

初の時代もの
現代日本のダークな物語に関しては、iらんどの第一人者と言っても過言ではないマイマイさんが、時代ものに初チャレンジ。
噂を聞きつけて以来、非常に楽しみにしていました。
ついに公開となったので、改めて通読させていただきました。

現代・過去を通じて人間の本質は変わっていないのだということを、思い知らされます。

自分自身の中の様々な欲を抑え切れず、権力を笠に着てあらゆる残虐行為を繰り返す成光。
その成光に育ての親・弟・婚約者を殺害され、生まれた村まで焼き払われた雪。
雪は復讐を誓い、成光に何とか近づこうと企むのですが・・・運良く?見初められて側室となることに。

自らの体と引きかえに、成光に近づいて復讐の機会を窺うことになるのですが・・・。
今のところここまで描かれていますが、続きが非常に気になります。

どんなに今は復讐への思いが強くても。
人間の心は、時の流れや状況の変化により、次第に変わってゆく可能性もあります。

これから雪がどんな運命をたどるのか・・・今後の展開に期待です。