夏伐さやか

複雑に絡み合う
殺し屋・秋へ、復讐のために
ある人物を殺して欲しいと頼む少女と、
複雑に張り巡らされた人間関係。

それぞれの憎悪、思惑が絡み合い、
次々と謎が明かされてゆく…。

ラストに来て、今まで読んできた
些細な事柄が、全て重要だったと気づかされました。

予想できる展開もありますが、
それ以上に多くの伏線があり、楽しませてもらいました。

ラストは切なく、秋の気持ちを考えて
余韻に浸ってしまいます。