傷付くことを恐れて、人を好きになろうとしない主人公。そんな雪の前に現れるサラリーマン。彼は色々と手を尽くすけど…先輩は雪の心の壁を溶かすことが出来るのか?
自分で自分をコントロール
出来なくなるのが怖いから
私は人を愛さない。
誰か心を許した人も
いつか離れてしまうくらいなら
そんな存在、最初からいらない。
両親だって、友達だって、恋人だって同じ。
私の中には入らせない。
必要以上に私を惑わせようとする存在がいるのなら、私は貴方を壊してでも、自分を守る。
そう思っていた。
でもそんな時、
あるセールスマンが私の前に現れた。