vividという3人組と関わってしまった真城つぐみ。何の特徴もない色だった世界が、強烈な色を付けていく。貧乏性で平凡な女の子がいつの間にか、日本を動かす女に?!
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『vividとは、鮮やかな原色や躍動感溢れる色遣いなどを表現する言葉である。転じて、躍動的な様や鮮明な様を表す言葉としてもつかわれる』※ウィキペディアより
3人の名は、イエローとマゼンタ、そしてシアンと言った。
そんな3人をvividと皆が言う。
vividの意味そのままな男たちに出会ったのは、普通ぽくって、貧乏臭く、ババ臭い、犬っぽい高校生だった。
黒の世界で、3人は自分達の色を失わない。だけど・・・渇望するものがあった。
「vividな色を、それぞれを重ねると黒になる。けど、そんなvividな色も、光の三原則では、白になるんだ・・・」
黒の世界に生き続けてきたからこそ、光の白になりたいという。
──────Black&White
その名のバーを通して、追い求めるのは黒と白。
黒は白色を求め、白は最後に何色を求めるのか・・・。