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最新更新日

2015 12 26 23:24

―――怒りから始まる、願いが叶うメリクリ

唯「メリークリスマス!」

雅「もう過ぎてますけどね」

唯「うっせ、ハイ。」

雅「なんですか。その手。ハロウィンにも見ましたよ。それになぜそんなに…不機…」

唯「プレゼント何かないの?」

雅「あげたでしょう。24日の0時におっきなパフェを。」

唯「へ。あれはメリクリって言ったわけで貰ってないからカウントしないっ」

雅「そう言われましてもね、唯の数値からするとあれが限界なので、」

唯「ケチ!!」

雅「そういう唯はどうなんですか?メリクリ貰ってませんけど」

唯「は、なん…なんで?唯は上げ…っ雅夜の机に置いたぞ?」

雅「机?机って?」

唯「部屋に決まってんだろ?見てないの?」

雅「…ちょっと待ってください。」

そそくさ雅夜はあわてた様子で自分の部屋に入り何か細長い箱を持ってくる

唯「それ!」

雅「これ…。机の下に落ちてて…」

唯「落としたんだ?」

雅「落とすわけ…あ、開けても?」

唯「どうぞ!」

水色のラッピングを綺麗に剥がす

雅「…腕時計?」

唯「うん、壊れたろ。雅夜、黒好きだろ。黒にした。裏には名前彫った。無くしたらもうしらねーからな。」

雅「唯、ありがとう…。」

唯「ハイ、お返し!」

雅「感動を返して。」

唯「いいから、何くれる?パフェで済ますのはナシな。」

雅「そうですねぇ、ふふ…いいでしょう。」

唯「外出許可ちょうだい。」

雅「え、それは…」

唯「じゃ、没「いいえ!!わ、分かりました。一度きりですよ?今週で。許可しましょう」じゃ決まり~ってことで。」

こうして雅夜は年1度、唯の言いなりになる。

---終


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