藤崎りく

特に、大人の女性に読んでほしい
読後なんとも言えない感覚が残りました。

ふんわり、でもない、ほっこり、でもない。
でも温かい。
ベストに当てはまる言葉がボキャブラリー不足の私には見つけられません。

遠い初恋の記憶。
甘酸っぱいというよりはほろ苦く、それがとてもリアルで切なくて。

静かに進められていく世界にあっという間に引き込まれて、ラストに残された余韻と予感に温かな気持ちになりました。

特に大人の女性に読んでほしい。

そう思った作品です。