~妖艶あやかし夢奇譚~其の三<青焔>【オリジナルVer.・完】

作者あね

「服を脱げ」男は冷たい目で私を見下ろして言った‥王の寵愛と虐待の記憶‥妖しく美しい妖怪達の孤独な魂が惹き合う時、壮絶な戦いの幕があがる!感動の和風ファンタジー

=====


 


 


「さぁて、どっからどう、料理してやるかな?」


 


相手がを細めた


 


 


男が私の肩に、長く伸びた爪をかけて


 


その大きな手で


 


ユックリと、焦らすようにピリピリと


 


着物を引き裂きにかかる


 


 


「ヤ‥め‥」


 


足をバタバタさせて抵抗したら


 


裾がめくれあがって、余計にあられもない体勢に‥


 


 


 


それを見た相手が


 


あらわになった私の足をギュッと掴んだ


 


 


瞬間、顔面がひきつって、喉から悲鳴がこぼれる


 


 


ソコはダメ‥


 


 


痛みで気絶しそうだ


 


涙がこぼれて、ハァハァと息が荒くなる‥‥


 


 


 


=====


 


 


あやかし達が繰り広げる


 


妖しく悲しい和風ファンタジーをご堪能ください


 


 


※※多少のグロ表現あり。苦手な方はHomeのnovel(裏)に載せております改訂版をご覧ください。


 


 


2014.4【完】