とある大学生の話。

作者城戸マリア

大学生となった。現実と理想は、こうも違うのか。あぁ、なんて憂鬱なんだ。


小学校、中学校、高校って



ずっと無難に過ごしてきた。





友達もそれなりにいたし、

恋愛も馬鹿にされない程度にしてきたし、

勉強もそこそこできる。





地元の田舎から上京してきて、


わたしは、大人になりたかっただけだ。







出会ったあなたは、バイト先の上司。


ちなみに、妻子持ち。