孤独なふたり

作者なっとう

現実から、夢から逃げるのはもうやめよう。高校三年生、今の自分の立場に悩む二人の少女が力を合わせて前を向いていく、友情物語。






きっと私たちは、今のままじゃだめなんだろうなって思う。現実とか将来自分が掴みたい何かとか、そこから逃げたらもう希望はないなって。



もう、やめようよ。逃げるのは。今が楽しくないから逃げて、自分から何かをつかもうとしないのは終わりにしようよ。




…もう、逃げないよ。