掴んだ小指。/小雨
ふわふわした彼和みます。ふわふわとした、自分のことをぼくと呼ぶ彼と、これまた呑気な主人公が、幸せになる話だと言えば簡単すぎます。この小説の優しくて柔らかな空気感、浸っていると心がぽかぽかしてきます。この空気を味わって下さい。