夏村 晴希ナツムラハルキ


中原 千夏ナカハラチナツ



あたしたちが、

出会ったあの夏。


あたしたちが、

背を向けあったあの夏。


どちらも同じ夏なのに、

どうしてこんなにも

違うのだろう。



また、逢いたい。



「なぁ、俺が見えてる?」


「あたしは、誰なの…?」


「俺らは、出会うべきだった?」


「どこから、間違ったの?」



歯車は、動き出す。