偽りの光をまとった闇の少女は言いました。
『あたしが、千龍姫だ』
偽りの影をまとった光の彼等は言いました。
『俺達の本当の力、見せてやるよ』
不幸な過去を持ち、今もなお暗闇の中で生き続ける
少女を救い出す事は出来るのか?
守られたくない、守りたい
泣きたくない、涙は出ない
弱くならない、強くありたい
ただただ強く、強くありたい
自分の身は自分で守る。
一人きりで生きて行く。
そう決めたあの日から、あたしは強くなった。
本当に、あたしは強い?弱くない?
それだけを考えて、あたしは今を生きている。
これは一人の超絶美少女と、まだ駆け出しの
暴走族の物語。