彼氏いない歴年齢のマドカはある日、年下男子リンに告白される。甘いリンにマドカは、振り回されっぱなしで……!?
「マドカさん」
にこやかに笑う彼は、まるで犬のよう
でも、時折一瞬見せる
「なんで俺じゃダメ?」
オオカミの顔が、
「年下だって、俺のこと舐めてるでしょ?」
したり顔で私を睨む。
たまたま、私があなたの近くにいただけで
私なんかより可愛くて、優しい"オネエサン"系の女の人なんかたくさんいる。
「わからせてあげよっか?」
「え、」
甘い甘い狼は
私に懐いて離れない。