作品コメント
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- 遥
主人公に共感しました
私も吹奏楽部で、パートが違うけど最寄り駅が隣の先輩に片想いしてたんで、懐かしかったです。
主人公の切ない気持ちがよくわかり、共感できる作品でした。
続編の後半が楽しみです!! - SHI~NA
静寂と音まで聞こえてきそうな美しい文章
部活の先輩後輩
同じ電車での帰り道
静かなホーム
胸がドキドキするストーリーはもちろん
心地よい静寂や雨の降る音までリアルに聞こえてきそうな美しい文章に
ほっこりと癒されます。
全ての女子におすすめしたい作品です! - エレナ
いぃですね!
ピュアさが、たくさん詰まっている
作品だと思いました。
私も吹奏楽をやっているので
共感できる部分がたくさんありまし
た。
続編期待してます。
頑張って下さい♪ - 日下奈緒
ピュアな雨
憧れの先輩
みんなの先輩に告白できず、やっと二人きりに…
なんだか先輩ともいい雰囲気になっているのに
言えない気持ちがもどかしい
そのうち、雨も降ってきて
先輩への気持ちが痛いくらいに伝わってくるのに、なかなか進まない関係
ラストチャンスに降る雨の名前もロマンチックで、まさに純愛と言った感じでした
全体的に読みやすくて、よかったと思います - 丸野智
上質です。
踏み出せない、もどかしい。
でも伝えたい。
高校生の頃、部活にうちこんでいるころにしかない透明で特別な時間。
現在、学生の方には切なさを。
もう、学生ではない大人には純粋な懐かしさを。
読後感も爽やかな作品です。 - 桜ノ宮 月
おお、と思いました
わざわざレビュー依頼を頂かなくても、どこかで出会っていれば自主的にレビューを書いていたと思う素敵な作品。
文章もしっかりしているし技法も色々組み込まれていて良かったです。
もしこの作品を好きになれない方がいらっしゃるとしたら、それは好みの問題か、軽い文章が好きな方ではないかなと思います(多分)。
私が『お!』と思ったのが梶先輩に沢山来ていた携帯のメールです。
主人公の『どれだけ大切にしているか知っている』発言からメール相手は彼女からで、主人公の片想い話かなと勝手に思いこまされていました。
またお互い実は持っている傘を隠していて話す時間を伸ばしてましたって……二人とも可愛いですね。
特に個人的にバレて顔を真っ赤にした梶先輩の反応が好きです。
続きを書くか悩まれているようですが……私の率直な意見を言わせていただきますと、この二人の今後が気になるなあ、二人のいちゃこらが見たいなあ、と思いました。
ほわっとする私の好みの作品でした。 - まいるぅ
短編なのに…
イイネにも書きましたが短編なのにも関わらず引き込まれる感が好きです。
主人公の女の子の淡い恋心と先輩の見えにくい恋心…
ラストはキュンっときました!!
文章も丁寧で綺麗で素晴らしいと思います!! - こころろ
感動!!!
短いストーリーのなかに
いろんなものがしっかりと
詰まってて…
でもそれは綺麗に並んでて…
読んでいて心地よかったです!
とても勉強になりました◎
日本語のいいところは
ただ"雨"だけでもいろんな"雨"を
表せる語があるところですね。
必ずまた来ます! - 寿@
とても素敵でした
とても素敵なお話でした。
私も吹奏楽部なので、宝島のサックスは本
当に憧れでしたね。
これが処女作とは思えないほどレベルの
高い文章で、先輩後輩、吹奏楽部というキ
ーワードが設定だけのものになっていな
くて、最後まできちんと使われていたこと
がすごいなと純粋に思いました。
最初から、先輩へくる大量のメールとか伏
線の張り方も素晴らしかったです。
偉そうにすみません。
素敵なお話ありがとうございました。 - happy
良い話!
最初から、引き込まれるような情景描写。
純文学というジャンルは、あまり読んだことが
なかったのですが、読んでいるうちにこの物語
に惹かれていく自分がいました。14ページと
いう短編ですが、思いが詰まっていて、作者様
の才能を感じました。 - 風花
心から晴れる
最初の一文から引き付けられました。丁寧な情景描写と主人公の心情描写。電車の中のシーンはただただその表現力に驚きました。
私も中学時代は吹奏楽部で、「宝島」は憧れの曲の一つでした。読んでいる時もそのメロディーが頭の中に流れ出し、少し弾むような気分になりました。
一度読めば、心が温まる。そんな作品でした。 - かむとけ
心地よい情景
私も学生の頃から吹奏楽部でしたが、サックスの上手い男性というのは、憧れを集めるものですので、情景や雰囲気が自分の青春時代(と言う程のロマンはありませんが)と重なって、心地よい読後感でした。
結末も「いいなー」と嬉しくなりました。
宝島…懐かしいです。 - 紅蓮
素晴らしい
乙女の夢を詰め込んだ甘々恋愛ストーリーなのに、純文学にカテゴライズされている作品はたまに見かけますが、この作品は違います。
まさに文学ならではの美しさが言葉ひとつひとつに宿っていて、圧倒されました。
雨の情景、切ない恋心、高らかな旋律。
全てがマッチして、雲の切れ間の柔らかな陽に雨粒光るような青春の心を映し出してくれました。
書き出しからラストのオチ(オチという俗な言葉はこの作品には相応しくないと思うのですが)まで、私の拙い語彙では素晴らしいとしか伝えようがありません。
素敵な作品をありがとうございました。 - みか
青春は瑞々しく美しい
引き込まれるとはまさにこの事で、
情景が目に浮かぶようにリアルで、
主人公と同じ目線になってドキドキ
できました。
きっと誰もが一度は体験するような
青春の切なさや、甘酸っぱいもの
が、絶妙な文章で綴られています。
鮮やかに切り取られた、日常のひと
コマ。大人になってもずっと心に残
るような思い出。
純粋だったあの頃の気持ちを、思い
起こされる秀作。
また最後の最後のちゃんと甘さも
あって、終わり方も素敵です。
ピュアな気持ちにひたれます。
短編ですので短い時間で読めます
お薦めします。 - 恵沢りょう
雨と音の世界
電車の中。
外で降り続ける雨の世界。
着いたホームで打ちつける雨音。
終わったばかりのコンサートのメロディ。
そして隣に居るのは―――――
雨のじっとりした雰囲気と、作中に登場する『宝島』の軽快な音楽とのミスマッチが少し気になりながらお話を読み進めていきました。
しかし、物語を読み進めていくうちにどうして『宝島』だったのかわかった気がします。
音と雨の世界。
短編で楽しみたい方は是非。 - カムパネルラ
『 遣らずの雨 』
『 遣らずの雨 』拝読しました。
描写がとても丁寧で綺麗なので、想像しながら読むのがとても楽しく、素敵な世界観だなと思いました。
ヒロインの言葉がとても詩的で、彼女がたとえる言葉が綺麗なのでまるで詩集を読んでいるような、そんな感覚に。感受性豊かと言いますか、ヒロインの観ている世界はとても賑やかで鮮やかに移り変わる世界なんだろうなと。
最初に「嘘やー」とあったので、「関西の子が主人公やん!」と思ってわくわくした次の瞬間、「生粋の江戸っ子です」で思わず笑ってしまいました。梶先輩も良いキャラクターで、これからの展開がとても気になります。