煌めいて見える毎日

作者駒月いろは

両親の離婚をきっかけに転校した中学校で、煌めき始めた少女の毎日。


白と黒と灰色で描かれている様な毎日

日々浴びせられる暴言と、いじめで、折れそうになっていたあの日々

両親の離婚をきっかけに、私はお母さんの実家の県へと引っ越しすることになった

「きっと転校しても変わらない」三人に出会えるまでは、そう思っていた


二月の雪の降るある日、転校先の学校で待ち受けていたのは

二人の友達と、一人の男友達になる同級生と

笑顔の絶えることのない、煌めいて見える楽しい学生生活だった――