メンヘラ卒業式

作者多村咲




彼は、とても近いようで遠かった。




彼の素顔は、いつまでたってもわからない。






見ようとすればするだけ

いやなところであふれていた。









だったらやめればいいのに...

それができなくて苦しかった。










これは、そんな私のメンヘラ脱出の物語。