ターニャの家には大きなもみの木が一本生えていました。
今は、冬。
12月の初めで、
辺り一面雪。
もみの木の枝の上では
雪が積もり、
粉雪を振るったように見え、
それはターニャのお気に入り。
今は、小学3年生で、
小学1年生の時からそう思っていました。
今年の夏、ママがフラワーショップで買ってきた小さなもみの木が、今となっては
見上げる程に育ちました。
今年は、ママの提案で、
このもみの木を飾り付けて、
クリスマスツリーに
見立てる事に
なりました。
その日の夕御飯の時、
家族みんなでその事について
話しました。
ターニャのパパも弟も賛成。