重ねた指が語るのです。

作者きぷね

高校時代に起きた“ある”事を忘れられないさきは、
大学である人に出会う。
その人との出会いは
さきに何をもたらすの?



高校時代に起こった“ある”事を忘れられないさきは、


大学である人に出会う。




「こんな事してていいの?」




「今が良ければそれでいいんだよ」





“好き”とか“愛してる”とか



今さら信じる必要ある?



言葉ではなんとでも言えるの。



それでもその言葉にしがみついて、その人の事を一途に思うなんて



……バカだなって思う?




それでも信じたいのは、やっぱりその人が自分にとって




他の人とは違う何か、なんじゃないのかなって考えたら




また私は悩むし複雑になる。





私たちはいったい何?







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