二人は、いつも夜空の下だった。曇天も、土砂降りも、満天の星空も。ねえ、レオ。帰りたい時間が私にもできたよ。聞いてほしい話もできた。だから、だから・・・会いたいよ











2017年、夏。

高校二年生。








青くさくってどうしようもなくても、あの日、確かに私たちは夜空の下に二人だけだった。